【JavaScript】計算の演算子

JavaScript

算術演算子
計算に用いる「＋」や「ー」などのことを、算術演算子といいます。

演算子働き使い方結果
+（プラス）+（足す）a = 5 + 510
-（マイナス）-（引く）a = 5 - 50
*（アスタリスク）×（かける）a = 5 * 525
/（スラッシュ）÷（割る）a = 5 / 51
%（パーセント）…（余り）a = 5 % 50


代入演算子
変数に値を代入する代入演算子「＝」といいます。
左辺を変数、右辺を値とみなします。
変数aの値を２増やしたいときは次のように記述します。

a = a + 2;


次のように書くこともできます。

a += 2;


このように「＋」と「＝」を組み合わせたものを複合代入演算子といいます。

演算子働き使い方結果
+=足して代入a = 5; a += 510
-=引いて代入a = 5; a -= 50
*=かけて代入a = 5; a *= 525
/=割って代入a = 5; a /= 51
%=余りを代入a = 5; a %= 50


インクリメント演算子とデクリメント演算子
インクリメント（加算）演算子、デクリメント（減算）演算子は、変数の値を１つ増やしたり、減らしたりする場合に使います。

演算子名称使い方結果
++インクリメント演算子a = 1; ++a2
--デクリメント演算子a = 1; --a0


前置（++a）と後置（a++）の違い
インクリメント演算子とデクリメント演算子には２種類の書き方があります。
前置を++a（--a）、後置をa++（a--）といいます。
前置と後置では演算のタイミングが違います。


前置（++a、--a）
変数aの参照より先に演算を行ないます。

a = 1;
x = ++a //1をaに足した後、xの値を代入する

//結果
x = 2


後置（a++、a--）
変数aの参照より後に演算を行ないます。

a = 1;
x = a++; //aをxに代入した後、aに１を足す

//結果
x = 1


＜例題＞
複合代入演算子を使って「g = 40、g = g + 10」の計算式を記述してみます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>計算の演算子</title>
</head>

<body>
<script type="text/javascript">
	g  = 40;
	g += 10 //g = g + 10;
	document.write(g);
</script>
</body>

</html>