【JavaScript】文字を表示してみよう!!
JavaScriptの基本的なプログラムを使って文字を表示するプログラムを書いてみます。
開発環境には、「Eclipse」を利用しています。
簡単なプログラムを作るJavaScriptには、文字列をHTMLに埋め込んで表示する方法とダイアログボックスで表示する方法があります。
HTMLで文字列を表示する
JavaScriptで文字列を表示するには、document.write("文字列");を使います。
<例題>
<html> <head> <title>Hello,World!!</title> </head> <body> <p>HTMLで文字列を表示する</p> <!-- JavaScriptの開始 --> <script type="text/javascript"> <!-- //対応ブラウザーでは、javaScript内にあるこれらの記号(コメント)は無視されます document.write("Hello,World!!<br />"); //文字列を表示 document.write("こんにちは、世界!!"); //文字列を表示 --> </script> <!-- JavaScriptの終了 --> <!-- JavaScript非対応のブラウザーへの配慮 --> <noscript> JavaScriptが非対応になっています。 </noscript> </body> </html>
プログラムを実行すると、以下の様に表示されます。
HTMLで文字列を表示する Hello,World!! こんにちは、世界!!
ダイアログボックスで文字列を表示する
JavaScriptで文字列を表示するには、alert("文字列");を使います。
例題のdocument.write("文字列");をalert("文字列");に置き換えてみましょう!!
ダイアログボックスで「Hello World!!」、「こんにちは、世界!!」と別々のウィンドで表示されます。
エスケープシーケンス
文字列を改行して表示する場合は、エスケープシーケンスを使います。
エスケープシーケンスを使う場合は、表示したい文字列を<span>タグで囲います。
alert("Hello,World!!\nこんにちは、世界!!"); //\n:改行 //\":「"」 //\':「'」 //\\:「\」 //\t:「タブ」 //\b:「バックスペース」
<補足>
コメントの書き方
プログラムに反映したくない説明的な記述は、コメントとして書くことができます。
・HTMLにコメントを記述するときは、<!-- コメント -->と書きます。
・CSS、JavaScript、PHPなどに記述するときは、//コメントと書きます。
以下の書き方をすることで複数行にコメントすることができます。
/*コメント1
コメント2 */
特殊な記号の書き方
特殊な記号に、&、<、>、"(ダブルクオテーション)があります。
これらはタグの表記に使われるため次のように指定します。
&:&: <:< >:> ":"
数値型と文字列を並べて表示する方法
数値型(式)と文字列を並べて表示するには「+(プラス)」を使います。
document.write("2×4=" + (2*4) + "<br />" + "3×5=" + (3*5));