【JavaScript】繰り返し処理:for文

繰り返し処理をする制御文(for文)
for文は、繰り返し処理を効率よく行う制御文です。


for文は以下のように記述します。

for(事前処理;繰り返し処理;事後処理){
 処理1;
} 

//事前処理:カウンターの初期値を設定します
//繰り返し処理:繰り返しを続けるための条件を書きます
//事後処理:カウンターの増え方を指定します


<例題1>
アラート画面に0〜9の数字を表示させます。

<script type="text/javascript">
for ( var i = 0; i < 10; i++ ) {
	alert(i);
}
</script>


<例題2>
アラート画面に1〜30の数字を表示させます。

<script type="text/javascript">
for ( var i = 1; i <= 30; i++) {
	alert(i);
}
</script>


<例題3>
1〜10までの数字で偶数か奇数かをfor文とif文を使って判定します。

<script type="text/javascript">
//2で割って余りが0ならば偶数である条件分岐(if文)を使います
for(var i = 1 ; i <=10 ; i++ ){
	if(i % 2 == 0){
	alert(i + "は偶数です"); //変数iと文字列は「+」でつなぎます
	}else{
		alert(i + "は奇数です");
	}
}
</script>


<例題4>
1〜30までの数字で偶数か奇数かをfor文とif文を使って判定します。

<script type="text/javascript">
//3で割ったとき、余りが0ならば3の倍数である条件分岐(if文)を使います
for(var i = 1 ; i <=30 ; i++ ){
	if(i % 3 == 0){
		alert(i + "は3の倍数です");
	}
}
</script>


2重ループ(for文)
for文を2つ使って、繰り返しの中に繰り返しを書くことができます。
これを2重ループといいます。

for(条件式1){ //1:条件式1に定義されたカウンターの最初の値を処理して条件式2に渡します
               //4:条件式2の処理が終わったらカウンターに1を足して次の値の処理をします
 処理1;
 for(条件式2){ //2:条件式1から受け取った値を条件式2で処理します
 処理2; //3:処理が完了したら条件式1に戻ります
 }
}
1⇒2⇒3⇒4を繰り返し処理します。


<例題5>
九九の掛け算を1の段から9の段まで表示します。

<script type="text/javascript">
for(var i = 1; i < 10 ;i++){
	alert(i + "の段");
	
	for(var j = 1; j < 10; j++){
		alert(i + "X" + j + "=" + i * j);
	}
}
</script>


<例題6>
☆を以下のように表示するプログラムを記述します。
for example)

☆☆
☆☆☆

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<script type="text/javascript">
for(var i = 1; i <= 10; i++){ 
    var star = ""; //初期値:空の変数starを定義します
    for(var j = 1; j <= i; j++){ 
       star += "☆"; 
    } 
    alert(star); 
} 
</script>