【JavaScript】変数と型(1)

変数とは
数字や文字などのデータを格納しておく箱を変数といいます。(a=2;の「a」の部分)
箱に格納されたデータの性質によって数字や文字列などいくつかの種類に分類されます。
この性質のことを型といいます。
型の種類には、整数や小数の値をもつ数値型文字列型、trueやfalseの値をもつ論理型などがあります。


変数の利用
変数の値を代入するには次のようにします。

//変数を定義するとき、最後にセミコロン;を忘れずにつける
//aという変数の箱に「2」を格納します。
a=2;


値の入っている同じ変数に、値を代入することもできます。
この場合、次に代入した値に上書きされます。

a=2;
a=3;
//元の値は上書きされて、aの変数には3が代入されます。


変数の型
変数に代入された数字や文字といったデータの種類のことをといいます。
変数に代入された値のデータ種類によって変数の型が決まります。


文字列「こんにちは」を代入(文字列型)

//値を文字列として扱うときは、ダブルクオテーション「”」またはシングルクオテーション「'」で囲みます
a="こんにちは";


整数「1」を代入(数値型)

a=1;


変数の型を調べる
Typeof演算子を使うことで、型を調べることができます。


数字型(number)

a=typeof(123);
document.write(a);


文字列型(string)

b=typeof("こんにちは、世界!!");
document.write(b);


論理型(boolean)

c=typeof(true);
document.write(c);


オブジェクト型(object)

d=typeof(window);
document.write(d);


<例題>
typeof演算子を使って型の種類を調べます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>型の種類「typeof」</title>
</head>

<body>
<script type="text/javascript">

	b=typeof("こんにちは、世界!!");
	document.write(b);

</script>
</body>

</html>