【JavaScript】ブラウザーのオブジェクト、プロパティ、メソッド

JavaScript

オブジェクトとは
ブラウザのウィンド、フォーム、ドキュメントなど操作対象となる部品をオブジェクトといいます。


プロパティとは
オブジェクトの状態や属性を表します。プロパティは、参照や設定が可能です。


プロパティの参照・設定
windowオブジェクトのプロパティを参照するには、次のようにwindowプロパティと参照するプロパティ名をピリオドでつなげます。

window.document.fgcolor

//window：windowオブジェクトのプロパティ
//document：documentオブジェクトを参照します
//fgcolor：文字の色を参照・設定します
//windowは省略して記述することができます


＜例題１＞
ページが読み込まれたときに、指定された文字色と背景色を表示してみます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<meta  http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"/>
<title>プロパティ</title>
</head>

<body>
<!-- JavaScriptを開始 -->
<script type="text/javascript">
	//文字色を赤に設定
	document.fgColor="red";
	//背景色をグレーに設定
	document.bgColor="gray";
</script>
<!-- JavaScriptを終了 -->
文字と背景の色を変更しました。
</body>

</html>


メソッドとは
オブジェクトに対する処理をまとめたものです。
メソッドを呼びだすと、オブジェクトに対して何らかの処理をさせることができます。
alert("文字列");、document.write("文字列");の「write」はメソッドになります。


メソッドの実行
メソッドを実行するには、次のようにwindowプロパティと参照したいメソッド名をピリオドでつなげます。

window.document.write()

//write()：文字列を書き出すメソッド


＜例題２＞
フォームボタンをダブルクリックすると文字列が表示されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<meta  http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript"/>
<title>メソッド</title>
</head>

<body>
<h2>ボタンをダブルクリックして下さい！！</h2>
<!-- ondbclick：ダブルクリックされたとき -->
<input type="button" value="ボタン" ondblclick="alert('上手にできました！！')">
</body>

</html>